一般社団法人日本オリジナルTシャツ協会

会長挨拶

新型コロナウイルス感染症の影響で社会全体が大きく変化するなか、オリジナルTシャツ、プリンタブルウェア業界に携わる皆さまにおかれましては、日々ご苦労をされていることと存じます。私たち一般社団法人日本オリジナルTシャツ協会(JOTA)においてもイベントの中止や延期など、活動が満足に行えない状況が続いておりますが、このような時期だからこそ絆を大切に、協会事業を通じて業界発展に尽力して参ります。

オリジナルTシャツはボーダーレスに

「オリジナルTシャツ」の起源を考えると、それは販売目的ではないプレゼントや小規模のグループ、チームで着用するために作る自主制作のTシャツを指すのではないでしょうか。そこには制作者それぞれの笑顔や喜びがあった事と思います。

その後「オリジナルTシャツ」という呼称が定着し、大規模イベントやアパレル量販店も巻き込んだ大きな渦となり、まさにボーダーレスなジャンルとなりました。当然そこには新たなビジネスが生まれ、オリT業界を主戦場に活躍する企業も現れました。

時代の変化に対応するために交流を深める

日本オリジナルTシャツ協会(JOTA)は、オリジナルTシャツの制作に関わる事業者が集まり、2013年7月に設立した事業者団体です。私たちは3つの理念のもと、オリジナルTシャツの啓蒙活動を行っています。

1. 協会員の相互扶助と理解
2. 高いお客様満足の獲得
3. 社会貢献と業界発展への寄与

オリジナルTシャツ業界も、新型コロナウイルス感染症による打撃を受け、試行錯誤の状況が続いています。これまで以上に私たちを取り巻く環境の変化が加速し、より柔軟な考えや行動が必要になってきています。

Tシャツというアイテムを使い、世の中に笑顔や喜びをつなげるためには、変化に個々の力で対応する必要があります。さらに協会を通じた会員同士の交流、相互扶助でより広い視野を生み出し、業界を活性化していくことが必要であり、それが日本オリジナルTシャツ協会の使命であると考えています。

挑戦し続ける業界団体として

今後がオリT業界のさらなる発展のために、新しい視点をプラスしてさまざまなことにチャレンジする団体を目指し、お客様、関係者の皆さまからいただくご意見を真摯に受け止め、鋭意努力してまいります。

オリジナルTシャツに関わる多くの事業者に協会へ参加いただき、ともに成長できるプラットフォーマーとなり、会員事業者が高い評価と信頼を獲得できる協会へと進化していきます。皆さまどうぞご期待ください。

2021年3月
一般社団法人日本オリジナルTシャツ協会
会長 森 敬太郎